暗闇の中で思ふこと
なんで「思う」じゃなくて「思ふ」やねん!って話ですが(笑)
なんとなーく、暗闇を感じた時の感覚が「思ふ」なんですよね~
随分前のお話ですが…
大阪で開催しているダイヤログ・イン・ザ・ダーク に行ってきました
ダイヤログ・イン・ザ・ダークって、暗闇のソーシャルエンターテイメントだそうで、
完全に光を遮断した空間の中で、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、暗闇の中を体感する、っていうものなんです
私は以前、「暗闇の瞑想」というのをしたことがあります
これは完全な闇の中で瞑想する、っていうものなんですが、日常生活において、まったくの暗闇って中々ないんですよね
カーテンをしても、雨戸を閉めても、、、
どこかしらから光が入ってくる・・・
現代社会において、完全なる漆黒の闇、というのは難しいものなんだ~って思いました。
なので、私の場合は押入れに入ってみたり(笑)
布団をひっかぶってみたり、とやってたんです
このダイヤログ・イン・ザ・ダークは、完全なる闇
ほんと真っ暗なんですよ
目を開けても真っ暗で何も見えない
なのに、目を開けて何かを見ようとする
人間がいかに視覚に頼って生きているか?がよく分かります
全盲の方がサポートしてくださいましたが、見えない方というのは日々、こういう状態で生活されているんだな、というのがよく分かります。
見えないから怖い・・・
よく聞きますが、見えないから怖い、でも見ると余計に怖い・・・
といったどうにも矛盾したことになるようで(笑)
一緒に行ったお友達の中でも暗闇怖い~って言ってました
私はというと・・・
何も見えない暗闇の中が、どうにも居心地よくて(笑)
すんごいリラックスしてしまいました
宇宙の根源って、こんな感じの闇なのかな~って
見えない=視覚がダメ
この状況下になると、嗅覚とか、聴覚とか・・・触覚もとっても敏感になります
香りでどんなものがあるか分かるし、音に対しても神経を配るようになる
もちろん、触るものでもそこに何があるか理解しようとするので、触覚も敏感になる
色んな経験がわずかな時間で体感できます
これはお勧めですね~
ほんといい経験になると思いますよ
視覚障害者の方の気持ちも、もちろん分かりますが・・・
それ以上に、自分がいかに視覚に頼っているか・・・
目に見えるものに拘っているか?が分かります
そして電気から発せられる電磁波がいかに目に影響しているか?
というのも敏感な方なら分かるかもしれませんね
灯
これによって人類の文明は飛躍的に発展したのかもしれませんね
興味ある方は是非、足を運んでみてくださいね
(↑決してダイヤログ・イン・ザ・ダークの回し者ではありません(笑))
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